オーガニックコットンと農業事情について知る

オーガニックコットンが産まれた理由の1つである綿生産と農業の事情について触れていきたいと思います。 オーガニックコットンという視点でみれば、綿生産現場だけのお話にはなりますが、他の生産現場にも通ずるものがあります。

だからこそ、最後の記事になりましたが敢えて取り上げてみました。
この現状を知るだけでも、いろいろな視点で物事が見ることができるかと。
オーガニックコットンには、このような意味もあるため、ぜひご一読して頂きたいと感じています。

■綿生産は大量の農薬が使われる

綿を生産するとき大量の農薬が使われる。
これは、綿の生産現場で働いたことがない人間でも、ある程度は理解することはできます。 やはり大量生産ともなると、手間暇をかけてしまうと、採算がとれずに苦しい思いをしてしまうため、このような事態になるわけです。

そして、出荷するときにはかなりキレイに洗って人体への影響を無くすというわけです。
実は、通常の綿に関しても、かなりのレベルまでキレイにできるため、早々人的な被害はでません。
ただ、これはあくまで「利用する側」の話です。

生産している現場では、この農薬をもろに触れてしまう場合もあり、どうしても人的な被害が出てしまうこともあるのです。 さらに、土地もやせ細ってしまい、生産ができなくなれば次の土地へ移動するというような悪循環も起こしてしまうため、環境破壊もより一層進んでしまうのです。

だからこそ、オーガニックコットンのようなコンセプトで生産し、それなりの対価のお金で取引をして歯止めをかけようとしている。 これが、綿生産の実情であり、今、少しずつ変わろうとしているわけですね。